50歳、働きながら通信制大学で学ぶ日々の記録

2023年04月 産業能率大学通信教育課程に入学しました

なぜ世界史を勉強するのか、50歳目前で大学生になって思ったこと

全く勉強が捗らないなか、世界史のテキストだけは持ち歩いている。

実はこの歳になって何か学び直そうと思ったとき、世界史だけは避けて通れないと思っていた。


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とにかく苦手。今も嫌い。学校では赤点とらなかったけど脳には何ひとつ残ってないくらい勉強しなかった。っつーか授業もほとんど出てないか寝ていただけだ。


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で、もちろん今も嫌なんだけど、例えば世界史を学ぶことは世界の紛争や対立の歴史を学ぶことだと考えたらどうだろう。勉強するモチベーションは変わる気がする。
歴史上、世界では宗教的な対立や人種的な差別や迫害、食料や資源や領土の奪い合い、征服や植民地化など様々な対立や紛争が繰り返され、それは今この瞬間も続いている。国連やNGOがどんなに活動しても難民を救うことも貧困を解決することもできない。
そういう現実を知っているのに、それらの背景について知識も理解もないままに、新聞やテレビから流れるニュースを鵜呑みにして知ったかぶりをしてるのは、実はとても恥ずかしいことだと思っていた。
豊かで平和な国に生まれ育ち何の努力もせず不満ばかりで、世界中で苦しんでいる人々を言葉では可哀想っていうけれど心の中では無関心な日本人は多いだろう。
私が今さら勉強しても何の役にも立たないけれど、これから学ぶ学生には言っておきたい。
世界史の授業からは単に史実や人物を暗記するのではなく、世界の紛争や対立の歴史や要因を学んで欲しい。そして得た知識から未来へ向けた解決策を考えて欲しい。世界の人々が平和に暮らせるよう、一生懸命に勉強して欲しい。